孤独やおひとりさまについて
果ては令和の時代やはるか昔のことについて
これはこういうことなんじゃないかと
私は常に考えを張り巡らせている
なぜって、それが好きだからだ
しかし、それは確証バイアスと
なってはならない
雑誌ではソロ活といったものが
最近の流行りである…みたいな論調で展開し、
流行りだからみんなもやってみよう!
という結びに繋がり、
そこでこんなソロ活はどうですか?
といった宣伝に導かれる
流行りだからやるのではなく、
興味があるから、自分に向いているからで
ソロ活はしたいものだ
ソロ活は素晴らしいものなんだー!
他人と一緒なんて悪だー!
…これは考え方としてあまりよろしくはない
で、確証バイアスにならぬよう
本を読む中で、この孤独の価値という本は
おひとりさまについて深く書かれており、
かつ脳内に残るフレーズもあったので
今回ブログに書いてみた
この本で印象に残る部分の内容は下記だ
「『友達は大切だ』『家族は大事にしよう』という道徳的な指導…(中略)…その指導を受けて、良い方向へ進む人の方がむしろ多数だろう。けれども、そうではない場合もある、ということを忘れてはいけない。すなわち、それが絶対に正しいものだ、と強調しすぎるあまり、何かのはずみで落ちこぼれた人たちが、自分はもう駄目だ、と絶望してしまうのである。(中略)友達や家族に裏切られても、自分一人で楽しく生きている道があると教えることがあるだろうか。どうしても、そういうものは寂しさを伴ってしか表現できない。」
森博嗣さんといえば
すべてがFになるなどが有名だ
理系のイメージだけど、
文章も素晴らしいと思う
上記はその通りで、
かつこの本を手に取る
"おひとりさま"へのメッセージともとれる
つまり、おひとりさまこそ至高なんだと
思うことなかれ、
我ら嫌々こなしていた義務教育の中の
道徳的な箇所は、大多数の人間形成に
良い方向へ作用する…ということだ
そう、至高は自分の中でなのだ
あくまで自分のね
それを声高に宣言して、
同調を得ようとするとおかしくなる
理解不能な人が多いと思う
本当は自分の方が大多数の人から見れば
理解不能な人間だったりする
生きるにあたっての指針と、
実際に生きるにあたっての方法・技術は
自分の考えが少数派であればあるほど
差が生まれていく
そこはもうどうしようもないので、
ハートの領域に侵犯されぬよう、
テクニックで社会生活をくぐり抜けることも
大事だと思った