陰キャの北海道放浪記
OLは釧路から特急おおぞらに乗った…
これ、めちゃくちゃ簡単な感じで書いたが、
特急おおぞらは根室本線を
ゴトゴト走る列車で、
釧路-札幌間は約4時間かかる
私は乗り物に乗り続けても
平気な性質だが、
乗るのしんどい〜みたいな人は気を付けよう
フリーパスだから途中下車できるので、
帯広などで区切り的に降りても問題ない
今回、私は南千歳で下車し、
新千歳空港へ行った
ふーんコレが新千歳空港ね
めちゃくちゃ人が多くて、
お土産売り場とかレストランとかも
人がわらわらしていた
今回は空港内にあるホテルに
泊まってみるのが目的
ロビーが高級感に溢れすぎており、驚く
多分外国人向け…だよね
このホテルはアートも結構
飾られていて、アート×ホテルみたいな
意図もあるとかないとか
豪華すぎて泣いちゃった
これだけのホテル、
東京だの大阪だのなら3万円台は
無理なんじゃないかなあ
新千歳空港といえど国際線の方なので
行きにくいし、何もないし
このホテルに泊まるんだ!
みたいな強い意志が無い限り
快速エアポートに乗って札幌行くでしょう
国際線の滑走路なのでスカスカ
航空管制をまとめて
航空自衛隊が担っているらしい
で、写真の滑走路の近くに
自衛隊の滑走路もあるんじゃないかな
翌日9時くらいから何機飛ぶんだよ…
ってくらいF-15J(だと思う)が
かっ飛ばしていった
すぐに出る予定だったからいいけど、
轟音すぎてのんびりできないね
話は戻ってその日の夜
松尾ってところ
夜遅かったので並ばず入れた
焼きすぎるとお肉が固くなるからね!
と言われたのに
生肉が嫌で焼き焼きにしたところ
めちゃくちゃ固い肉ができてしまった(反省)
ジンギスカンどころか
羊肉って普段食べないけど
ふつーに美味しかった
野菜もよかったよ
ホテルのチェックイン後、
新千歳空港の人が多すぎて
見れたもんじゃないから
一瞬札幌に行ってたのね
そこで買ったケーキも食べた
きのとやってところのだ
ハロウィンに近しい時期だったため
かぼちゃのモンブラン🎃
これもふつーに美味しかった
でも、まだここでは言及しない
(函館編で言う)のだが、
私のいる神戸(神戸市民ちゃうやろ)の方が
ケーキは美味しいね
このちょっとした神戸との比較による感想が、
後々港町函館で心の乱れを引き起こすことを
この時まだ知らないのであった…
※こんな豪華な宿泊者用のサロンもあった
誰も人いなかったけど…
ここまでひたすら
列車列車で夜に着いては寝る、
翌朝早朝から動くでボロボロだったので
ここでようやく英気を養った
あと洗濯とかね、
荷物(なんでゴミがこんな増えるんだろう)も
整理できた
翌日の朝食会場がなんか…豪華…(困惑)
でも人は全然いなかった
というかまず宿泊してる人が
全然いなかった
めちゃくちゃ豪華だけど
人気ないんかな
まあ夜到着で空港泊するなら
夜の飛行機で帰るし、
ホテルステイ楽しむくらい時間あるなら
札幌行くよね、ここに泊まる意味は
あんまり…ないよなあ…
でもこのオムレツなんて
シェフが作ってくれて
トリュフソースとかいうものを
かけてくれてるのだ
高級だと思う、いいホテルだと思うよホント
北海道の全期間を通して一番いいホテルだった
快速エアポートに乗って札幌へ
夜しか行ってないからさすがにちょっと
明るい札幌を歩いてみたくて…
北海道庁工事中やん!ふざけんな!
まあ仕方ないね(冷静)
荷物を預けるには時間なくて
めちゃくちゃ重たいリュックを
背負って歩いていたので
あんまり動けなかった
札幌の消化不良感がすごい
特急すずらんに乗る
ここから先は北斗一択かと思ったのだが、
よく考えれば室蘭線であれば
すずらんがあったのだ
すずらんに乗るために札幌に戻った
この時点で
北斗・カムイ・オホーツク・おおぞら・すずらん
ともうほぼ特急を乗り潰している
なのでここからは観光メインになってくる
またセコマのおにぎりを食べた
北海道にセコマが無かったら
どうなってたんだろうというくらい
セコマに頼りきってた
信奉者ってより飢餓状態で
歩いていたら絶対そこにはセコマがあった
ありがとうございました(感謝)
白老駅で降り、ウポポイ 民族共生象徴空間へ
まあ要するにアイヌ博物館、みたいな感じ
日本人は海に囲まれた単一民族である
だからどうこう…みたいな論説を目にするが、
全然単一民族じゃないからね
そこには北海道で生き抜いていた文化がある
そういうのを少数民族で片付けず、
ちゃんと知っていこうね、
そういう意味の施設である
この湖畔が良かった
北海道だな〜となった
アイヌの家とかも入れる
中はアイヌの人々がどう過ごしていたか
分かるように展示されている
その他時間帯によっては
アイヌの踊りとか歌を披露している
湖畔沿いに響くアイヌの歌は
なんだかものすごく心に残った
秋の終わり、冬の始まりというのもあって
哀愁が漂っていた
人の心に残るのは楽しさより哀しさだと思う
私自身、そもそも幸せは負の感情との対比で
輝いているとも思っているからだ
北海道では歴史にフォーカスして
まわっているので、
今の恵まれた環境と
当時の大変な状況を比較して
全体的にメランコリックになっていた
ただこういう方がいいんだよ
美味しいです楽しいです嬉しいです、
これだけを感情としてヨシとする、
なんて私はしたくないからね
次回、温泉と港町編