去年私がめちゃくちゃ忙しかった(耳タコ)
理由は、まあ明け透けに言うと
社内の昇格のためであった
私のそれは遅く、もう逃げられないところまで
きていたので甘んじて受け入れた
まあ、2024年9月ともなれば今は昔、
そんなことあったなあ(遠い目)である
私はそういうレースに
完全に周回遅れだし勿論興味もないのだが、
私がヒーヒー言いながら
たどり着いたそれより上、
すなわち"昇格"ではない
"昇進"をかけた熾烈な争いが
繰り広げられている…
とこの前耳にしてしまった
昨年みたいなことは
2度とごめんこうむりたい、
絶対昇進なんかしないぞ‼︎と
心に誓って生きているのだが、
世の中には昇進したい変なヤツが
いるんだなあというのが正直な感想だ
私でさえも数年間
お会社に勤めていると分かるが、
これ以上の"昇進"となると、
給与は増えて権力も増して
部下ができるかもしれないが、
たくさんの残業、
終わらない会議、
部長クラスとの人間関係…などなど
メリットとデメリットなら
嫌なことの方が多くないか?!
と思ってしまうのだ
そもそも小さい会社で
昇進して偉そうにして、
だからなんだって感じもする
街を歩いてたら年相応のくたびれた人間じゃん
会社で残業するより
一つでも外で思い出を作りたい
とまあ周回遅れ人間は思うが、
熾烈な争いは激化しており、
上司に取り入るバトルになっているらしい
らしい、というのは、
本当に私がそういう関係の話を
知らないことの証明である
ちなみに昇進はどうやったらできるのか?
というと、営業みたいに
分かりやすい数値が出るワケじゃないので
どれだけ取り組みをしたか、
みたいなふんわりとした定義で
アピール合戦を関ヶ原よろしく行う
そこで勝てばなれる
つまり昇格(これはノルマ)とは違い
明確な基準がないので、
結局上司だったりもっと偉い人の
采配次第である
そうなると、
上司の覚えがいいヤツ=お気に入りになると思う
まあこれは理解ができて、
どれだけしごでき()でも
協調性の無い陰キャと一緒は
お偉方も気が滅入るだろう
だからそういう目線で見ると
お気に入りってのは仕方ないよなーと
寄り添っている
つまりこの熾烈な争いは、
やっぱり取り入るバトル、
すなわちお気に入りバトルなのだ
話を聞いて色々考えてみたが、
まあお偉方からすると存在してるか
してないか分からない女なので
今後も無関係である
会社生活における
"やらなければならないこと"は
昨年で終えたので、
解雇されたならそれはそれで受け入れ、
生きる余裕が無くなるくらい
追い詰められたらそれもそれで受け入れ、
お迎えを待とうかなと思っている
会社なんて一つの仕組みなのだから、
個人的にはそこまで
気を注ぐのはどうかと思うが、
お気に入りバトルも
それもそれで人生の暇つぶしなのだろう
そんな話を聞きながら、
協調性の無い陰キャは
暑さの残る夜に十六夜の月を眺めるのであった