世の中を見てて思うのは、
皆なんだかんだ言って優しいよなぁということだ
恋人なのか配偶者なのか
分からないが、険悪な雰囲気っぽいと
思えばまあまあいいよ〜みたいな感じで
場がふわっと元に戻ったりする
要するに譲歩して
これ以上険悪にならないように
したワケだが、その最後のやさしさ
みたいなのが本当に偉いなと思うのである
私なんか、恋人だったり配偶者という
近しい相手であればあるほど譲らないし、
やさしさなんて見せることができない
近い関係性であればあるほど、
ありのままの私でいたいの!
このくらい言ってもいいよね?!
みたいなトンデモ女になってしまう
実際には家族になろうとなんだろうと、
自分以外は全て他人であるので
お互いの歩み寄りは不可欠である
そんなことが分かったのは、
他人が自分を傷つけるものだ、
といった決めつけを自分の中で確立し、
なるべく傷つかないように
大変気を遣うようにしてからである
そりゃ他人だもんね、仕方ない仕方ない
しかし私のようなあんぽんたんで
度重なる失敗をしなくとも、
元々やさしい人もいるわけである
元々備わっているんだろうね、
他者を大切にしたいとというやさしさが
分かってるとここでは書くが
結局他者に認められたいなどの
欲求は一生消えないもので、
きっと今後も自分の枠に入れた人には
やさしさと真逆の態度をとるだろう(最悪)
でも最後の最後、
1滴のやさしさを持てる人間に
なんとかなれないものかなと、
夜の街を歩きながら思うのであった