音楽について書くのはあんまりない
よく聴くのはバッハやショパン、
もちろん今のトレンドの歌も聞くけど、
めちゃくちゃ聴くわけではない
だから多分有名曲くらいしか知らない
ボカロは学生時代に大変好きだった
その思い出の曲しか知らないので、
最新のものには明るくない
で、あまり他者に言わないが
戦前の歌も結構好きである
たとえば佐藤千夜子さん
東京行進曲が有名だと思う
この時代の音楽はどこか哀愁が漂う
音階か何かで流行りがあったかもしれない
確か琉球の音楽も
何某かの音符を使わないから
独特の音階で曲ができており
すぐに琉球を感じることができたはずだ
私はその哀愁を感じるところが好きである
明るくて速い音楽だけが音楽ではないからね
東京行進曲のラッシュアワーが云々という
部分で気付いたが、
今の音楽はラッシュアワーなら
ラとアに音程をばしんと合わせるが
ラァッシュアワァと
ァに音程を合わせる歌い方だ
だから独特に思うのかもしれない
あと青い山脈も好きである
やっぱりこれもすごく哀愁を感じる
こう聴くとこの時代の風景が
白黒で物悲しく暗いイメージになるが
きっと晴れた日も星空の綺麗な日も
あったと思う
今のウイルス云々も後世では
あの数年は闇であったみたいに
本に書かれるかもしれない
でも365日闇じゃない
その間も人は日々を営むし
その中で思い悩み空を見上げる日もある
私が80年以上前に想いを馳せるように
きっと後世に同じように
想いを馳せる人もいるんだろうなと
感傷的になってお茶を飲むのだった